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タマネギのことわざ | 栄養成分と失敗しない選び方

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今回は、タマネギのことわざや栄養成分、失敗しない選び方などをご紹介します。

タマネギのことわざ

イギリスのことわざに「一日一個の玉ねぎは医者を遠ざける」というものがあります。

またスペインでは「君と一緒ならパンと玉ねぎだけで十分だ」ということわざがあります。

言葉のとおり、タマネギを食べると医者が要らないくらい元気でいられるという野菜なんですね。

また生涯の伴侶と同じくらい普段の食生活にに欠かせないものなんですね。

タマネギの分類と原産地

タマネギは和洋中どんな料理にも合う定番的な野菜です。

また肉や魚の臭みを取ったり、ソースの材料など幅広く使われます。

日本へは江戸時代に辛味のあるトウガラシが、明治初期に甘味種が入ってきました。

分類: ユリ科 ネギ属

原産地: 中央アジア

旬の時期: 4~5月

タマネギの主な栄養成分

成分で最も多いのは糖質で、ビタミンやミネラルはあまり多く含まれていません。

  • カリウム
    体内のナトリウムが過剰になると、その排泄を促し血圧を正常化する働きがあります。水に溶け出すため味噌汁やシチューなど煮汁ごととると無駄なく摂取できます。
  • 硫化アリル(アリシン)
    タマネギを切ると細胞が壊され、目や鼻を刺激して涙を出す成分です。体内で、ビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を活発にします。またコレステロールの代謝を促進し、血液をサラサラにし、動脈硬化・高血圧・脳血栓・糖尿病などを予防する働きがあります。
  • ケルセチン
    黄褐色の色素成分でフラボノイドの一種です。水溶性の成分のため煮汁に溶け出します。強力な抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ血液をサラサラにします。また腸内の脂肪と結合して、脂肪を固め排泄する働きがあります。さらに、のどや気管支の炎症を抑える作用があります。

タマネギの上手な選び方

  1. 形が丸く、しっかりと堅く締まっていて重いもの
  2. 皮が乾燥していてツヤがあるもの
  3. 皮の先端がよく枯れていて長く伸びているもの
  4. 皮の筋目が多いもの

タマネギひと口メモ

加熱すると辛味が弱くなり、水分も少なくなるため、甘く感じるようになります。

ただ、加熱することで血液をサラサラにする硫化アリルが別の成分に変化するため、血液サラサラには生食がおすすめです。

タマネギを切る時に、涙を抑えるには、タマネギをよく冷やしておく、包丁や切り口を水で濡らしておく、よく切れる包丁を使うなどの方法があります。

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