当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

きゅうりの栄養成分と失敗しない選び方

この記事は約2分で読めます。

きゅうりの語源は「黄瓜(きうり)」でこれが長音化したものです。

私たちがふだん食べているのは、まだ熟していない緑色のものですが、古くは熟して黄色くなったものを食べていました。

また、「胡瓜(きゅうり)」の漢字の「胡」は「胡麻(ごま)」や「胡椒(こしょう)」と同じように、中国の周辺の地を意味しています。

このことから、きゅうりとは「胡の瓜」という意味です。

きゅうりの分類と原産地

原産地ヒマラヤの土質は水分が多い砂地であることから、きゅうりは乾燥には弱く、日本では湿度の高い夏が旬です。

分類: ウリ科 キュウリ属

原産地: インド・ヒマラヤ

旬の時期: 5~8月

きゅうりの主な栄養成分

きゅうりの成分は95%は水分で、ビタミンCやカリウム、βカロテンが含まれています。

  • ビタミンC
    細胞と細胞を結合させる働きをするコラーゲンが作られるときに不可欠なビタミンで、抗ストレス作用のほか血管・骨・皮膚を強化します。また、水分に溶けて抗酸化作用を発揮します。免疫の主体である白血球の働きを高め、カゼ予防やガンを抑制する働きがあります。
  • カリウム
    体内ではナトリウムとカリウムのバランスが一定に保たれることによって、細胞内外の水分の調整が行われています。このことから、カリウムには過剰になったナトリウムの排泄を促し血圧を正常化する働きがあります。

きゅうりの失敗しない選び方

  1. 肩がもりあがっているもの
  2. 緑色が濃いすぎないもの
  3. いぼがとがっているものが新鮮
  4. へたの切り口部分が黒ずんでいないもの

きゅうりひと口メモ

きゅうりにはビタミンCを壊すアスコルビナーゼという酵素が含まれています。

酸はこの作用を抑えるので、生で食べる場合は酢を使った料理をお薦めします。

きゅうりは塩をまぶして板の上で転がすと(板ずり)、いぼやとげが取れ、えぐみも無くなり、色も鮮やかになります。

あわせて読みたい
トマトのことわざ | 栄養成分と失敗しない選び方
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど栄養がたっぷりです。日本ではサラダとしての利用が多いですが、欧米では加熱し調味料的に使われています。加熱することで甘味や旨味がグッと増すからなんですね。
テキストのコピーはできません。